宮水の日記

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主に書評や資格取得について記事を書いています。

メモの魔力を読んで、エンジニアとして活かせそうなことまとめ

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メモの魔力を読みました。

◽️なぜ読んだのか

3年前くらいに周りの人が「すごいよかった」と口を揃えて仰っていたので、DMMブックスのセールをきっかけに読むことにしました。

◽️ざっくり本の概要

メモを取る理由

著者がメモを取る理由は、「記録するため」ではなく「知的生産」のためだそうです。
筆者がオススメする方式のメモをとることによって、アイデアを生み出せるようになったり、いつもは素通りしてしまう情報をキャッチできたり、話の骨組みがよくわかるようになったり、曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになります。

メモの取り方

じゃあどんな風にメモを取るかというと、「ファクト→抽象化→転用」というフレームワークを使ったり、「日付・サマリー・標語」を書いたり、4色ボールペンを使い分けたりします。

とったメモで思考を深める方法

便利なフレームワークでメモをとったあとは、そのメモで思考を深めていきます。
例えば、「このお店すごく居心地がよかったな(ファクト)」と思ったら、感想で終わらずにどうして居心地がよかったのか書き出しておきます(抽象化)。するとその経験が、居心地のいい別のコミュニティを作る際にうまく応用できたりするそうです。

メモで自分探し

このメモは、自分探しにも応用できます。「自分」とはどういう人なのか、人生でやりたいことはなんなのかなど列挙していきます。
3章に渡って自分が本当にやりたいことを探っていく方法が書かれているのですが、この章が、本書で「メモで人生が変わる」と言われている所以です。

◽️エンジニアの勉強で応用できそうだなと思ったこと

仕事に直接関係ない、よくわからなかった単語をとりあえずメモしておく

自分の心に刺さった語彙、引っかかる表現があったら、なるべくすべて、メモしておきましょう。

本書では、「何気なくメモしたことが自身の表現を豊かにする肥やしになる」とありました。このことを普段の仕事に応用してみると、例えば違う職種の方が呟いていたこと、全然ついていけなかった(直接仕事に関係ない)技術トークで出てきた単語などなど、そういうことをメモして、時間ができたときに深掘りしてみると良さそうだと思いました。

例えば、先日「抽象構文木」という単語をメモしていました。仕事で使わないし、そのときはよくわからなかったのですが、調べてみると基本情報の問題で解いたことあったし、言語を作るときに必要であることがわかりました。全く別の日に新しく本を読み進めていたら、まさに「抽象構文木」の話が出てきてびっくりしました。こんな感じで、一見関係なさそうな単語でもとりあえずメモしておくと別の場所で出会ったときに便利だなと思いました。

ファクトを個人開発のアイデアに繋げてみる

通常のメモであれば、ここまでに聞いた「ファクト」を書くだけで終わりでしょう。
〜中略〜
「ここで書いた具体的な情報を受けて、何か言えることはないか。そこに気づきはないか。他に応用可能な法則はないか。」
こうした思考作業を僕は「抽象化」と呼んでいますが...

今日私は、ホットクックの購入を検討していました。ホットクックを買ってもあんまり使わなくなるのが怖くて、「自分でレシピを応用できるのか」気になっていました。すると、「ホットクック部」なるものがあることを知りました。ホットクック専用のクックパッドみたいなサービスです。この本を読むまでは、「へー便利だなー」だけで終わってたんですけど、「他に応用可能な法則はないか」考えてみたときに、現在私が開発している個人プロダクトに応用できそうだと思いました。

「一調理器のためにレシピを投稿するのは面倒だと思うけど、どうしてみんなわざわざ会員登録して自分のレシピを投稿するんだろう...」という疑問が湧いてきました。買って使ってみるまでまだ調査はできませんが、レシピをわざわざ投稿したくなる仕掛けがあって、私たちのサービスの口コミ投稿を増やしたい課題にも参考にできるんじゃないかと思いました。

技術書は「構造を読む」

例えば僕は、人より早く本を読むことができます。それは、「本の具体ではなく、抽象を読んでいるから」です。個別具体のエピソードではなくて、「抽象レベルでは何を言っているか」という観点で読む。構造を読む、ということです。

技術書って、自己啓発本とは違って読むのに本当に体力がいりますよね。読んでてわからないところがあると、挫折してしまいがちです。でも、この「構造を読む」というのはとてもいいやり方だと思いました。例えば、「アンダースタンディングコンピューテーション」という難しい本を読むことにしたとします。

1章1章の話は難しくても、「はじめに」と「対象読者」を注意深く読むと、この本は、「計算とは何か」という問いに対して、難しい数学の知識を利用をせず、Rubyを使って実際にプログラムを作りながら解説してくれる本なんだな、 ということだけはまずわかります。

次に目次を眺めると、1章では「Rubyの構文についておさらいするんだな...」 2章では「意味を記述する様々な方法を調べることで、おもちゃレベルのプログラミング言語を設計するんだな...」と大枠だけ理解することができます。実際にプログラムを作りながら理解して読まないといけないと思うとしんどいですが、まず章ごとの要約をしてからより細かいところを読んで手を動かしていくのもアリだと思いました。

読みたい本や資格はとりあえずメモしておく

この本では、人生で本当にやりたいことを見つけるために、なんでもいいからやってみたいことを列挙して優先順位をつけてみる章があります。
私も、とりあえず気になった本や資格は、読む/読まない・取る/取らないに関わらずTrelloにメモしておこうと思いました。

まとめ

やっぱり普段とは違うジャンルの本を読んでみると、仕事や勉強に応用できそうな新しい発見があって面白かったです。
ぶっちゃけノートに愚直にメモを取ることは私にはできなさそうなので、Trelloなどを活用してメモを取っていこうかなと思いました。

ここまでお読みいただきありがとうございました!